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5万円切る32型デジタルハイビジョンTV  ミスターマックス 初回販売台数は1500台


 大手ディスカウントストア・株式会社ミスターマックス(福岡市東区松田1丁目、平野能章社長)は、2月17日からオンライン・ショップで4万9780円の32インチ・デジタルハイビジョン液晶テレビの予約受付を始めた。ミスターマックス42店での店頭受付は26日からで、商品の入荷は3月下旬を予定している。
 同社では「液晶テレビをもっと身近に、より気軽に買える商品へ」をコンセプトに低価格液晶テレビを提案しており、昨年11月末にはオリジナルの19インチ地デジ液晶テレビを29800円で販売し初回導入2000台を完売、年末年始の追加販売でも1400台を完売した。今回は、需要が高い32インチサイズを開発し、円高を追い風に、部材・組立コストを削減して5万円を切る価格となった。初回販売台数は1500台。「「不況下にこそ、より良いものを安く提供することがディスカウントストアの使命と感じている」と話している。

 売上高を8億8000万円下方修正

 また同社は、昨年10月に発表した2009年3月期連結決算の業績予想について売上高が1004億8000万円から996億円に、経常利益が14億円から10億円にそれぞれ下方修正した。
 第3四半期連結会計期間(08年10月~12月)において、食品、洗剤、寝具、キッチン用品などの生活関連商品の販売は好調だったが、TVゲーム関連商品や腕時計、液晶TVの販売額が前年を下回った。また、不動産賃貸収入を含めた連結営業収益は前年同期比100・4%と前年を上回ったが、期初からの累計営業収益は同99・7%にとどまった。第4四半期でも、引き続き生活関連商品の販売は好調だが、価格競争が厳しさを増していることなどから通期業績予想を下方修正した。