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九州3子会社統合し株式会社富士通九州システムズ設立  富士通    社長に富永FQS社長、年商500億円目指す


 富士通株式会社(東京都港区、野副州旦社長)は、4月1日付で、ソフトウエア開発の子会社、株式会社富士通九州システムエンジニアリング(以下FQS、福岡市早良区百道浜2丁目、富永英俊社長)と株式会社富士通大分ソフトウェアラボラトリ(大分市、阪田安丸社長)、株式会社富士通南九州システムエンジニアリング(熊本県上益城郡、大津信一郎社長)を合併統合し、新たに株式会社富士通九州システムズを設立する。
 業務効率化と体制強化の一環。新会社はFQSを存続会社とし、本社は現FQS本社に置き、社長には富永FQS社長が就任する。資本金は3億円。株式会社富士通大分ソフトウェアラボラトリと、株式会社富士通南九州システムエンジニアリングは事業所として存続する。そのほか長崎県、佐賀県、宮崎県にも事業所を配置する。従業員は約1600人となる。エンジニアリング、農業、ホテルなどに向けたソリューション開発を強みとし、富士通の九州営業本部との連携強化で、九州地区のビジネスをこれまで以上に拡大する考え。2011年度に売上高500億円を目指す。
 株式会社富士通九州システムエンジニアリングは、1981年設立。資本金は3億円。従業員は810人。売上高は238億円。株式会社富士通大分ソフトウェアラボラトリは、82年設立。資本金は1億2000万円。従業員は377人。売上高は88億円。株式会社富士通南九州システムエンジニアリングは、83年設立。資本金は1億円。従業員は374人。売上高は78億円。(それぞれ売上高は07年度、従業員は09年1月現在)