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輸出額が3年連続過去最高を更新  博多港2008年貿易概況    輸入は5年ぶりに減少


 博多港の2008年の貿易概況は、輸出額が1兆6600億9700万円(前年比7・2%増)で3年連続過去最高を更新した。輸入額は8954億1800万円(同2・6%減)で5年ぶりに前年を下回った。
 博多港税関支署のまとめによると、輸出では輸送用機器、再輸出品の増加が主な要因としている。品目別動向では電気機器が4227億円(構成比25・5%)、輸送用機器3777億円(同22・8%)、ゴムタイヤ及びチューブ2239億円(同13・5%)、一般機械2115億円(同12・7%)の順だった。国別では中国(同38・8%)が首位を占め、以下、韓国(同13・2%)、アメリカ(同9・2%)、台湾(同3・9%)の順となった。一方、輸入では、品目別に電気機器が1307億円(同14・6%)、魚介類および同調整品が906億円(同10・1%)、一般機械が661億円(同7・4%)の順だった。国別では、中国(同29・4%)が大きな割合を占め、以下、アメリカ(同16・5%)、韓国(同12・1%)、タイ(同5・7%)の順だった。