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六本松キャンパス移転の記念誌を発行  九州大学    500ページ、2000部


 九州大学(福岡市東区箱崎6丁目、有川節夫総長)は、2月20日、4月1日までに同大伊都地区(福岡市西区元岡)へ全面移転する六本松キャンパスの歴史をつづった記念誌を発行した。
 名称は「青春群像さようなら六本松」。昨年3月に発足した編集委員会(委員長・服部英雄同大大学院教授)を中心に編集したもの。サイズはB5変形判500ページ。前身の旧制福岡高校時代から現在までの史料をもとに、卒業生、教職員や地域住民など約150人のインタビューやエッセーで構成されている。価格は税込み2800円。2000部を発行し、福岡市内の書店や九大生協、県庁、福岡市役所購買部で販売する。編集委員会では「卒業生や教職員をはじめ、周辺地域の住民の方々のご協力で500ページの記念誌として発行することができた。旧制高校時代から88年の歴史を持つ六本松地区の歴史を後世に伝える資料として活用していただきたい」と話している。