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輸出減、原価率上昇で減収減益  西部電機    通期見込みも下方修正


 搬送・産業・工作機械製造の西部電機株式会社(福岡県古賀市、吉住一成社長)の09年3月期第3四半期連結決算は、売上高が114億3100万円で前年同期比3・8%減、経常利益が6億9600万円で同20・6%減の減収減益となった。
 前年同期に大口物件の成約があった反動と輸出の減少、売上原価比率の上昇が影響した。営業利益は6億4400万円で同22・3%減。当期利益は3億5700万円で同20・7%減となった。通期見込みは、今後も企業の設備投資、輸出の悪化といった経営環境が続くと判断し、売上高で昨年10月予想の182億円から161億円、経常利益で同じく14億3000万円から8億5000万円に下方修正した。08年3月期は、売上高が189億7100万円、経常利益が17億9300万円だった。