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東比恵で開発の11階建大型オフィスビル完成  福岡地所    稼働率94%、福岡リート投資法人へ売却


 地場大手総合デベロッパーの福岡地所株式会社(福岡市博多区住吉1丁目、八木聖二社長)が同市博多区東比恵3丁目に建設していた11階建てオフィスビルが、このほど完成した(共同事業者・野村不動産株式会社)。完成に合わせ、13日付で福岡リート投資法人に59億円で売却した。
 名称は「東比恵ビジネスセンター」。場所は、同市国道3号沿いの東比恵交差点角。建物は、敷地面積約3815平方m、延べ床面積は約2万平方m。基準階貸床面積が最大で1419平方mと、市内でも最大規模のオフィスビル。112台収容の駐車場を完備するほか、「CASBEE福岡」(福岡市建築物環境配慮制度)のAランクを取得している。地下鉄東比恵駅に直結し、博多駅と福岡空港までそれぞれ約3分でアクセス可能な立地もあり、竣工時の対専有面積稼働率は94%となっている。
 同社は1961年7月設立。資本金は20億円。従業員は186人(08年6月)。08年5月期の売上高は268億円。八木社長は広島県出身。45年7月3日生まれの63歳。東京大学法学部卒。