NEWS

  • 地域

就職決定率は大学90・3%、短大部92%  筑紫女学園大学    求人は1231件で6%減少


 筑紫女学園大学(太宰府市石坂2丁目、小野望学長)の今春の就職決定率は大学が90・3%で前年比0・3ポイント減、短期大学部が92%で同3ポイント減少した。
 同大学の08年度卒業生は713人、そのうち就職希望者は566人で511人が決定した。大学院進学は9人。求人件数は前年比6%減の1231件だった。また、短期大学部卒業生は234人、就職希望者は200人で184人が決定した。進学は13人。求人件数は前年比9・6%増の1059件だった。学科別の就職決定率は、日本語・日本文学科85・1%。英語学科93・5%、英語メディア学科87・8%、アジア文化学科83・1%、人間福祉学科93・9%、発達臨床心理学科95・0%、短期大学部は現代教養学科85・8%、幼児教育科98・9%だった。小野学長は「採用枠が少ない企業に応募が集中することも多く、求人と学生の希望が必ずしもマッチしているとは言えない状況だった。地元の優良企業の情報をより明確に学生に提供することが課題」と話している。
 主な就職先は福岡銀行、西部ガス、九州旅客鉄道、福岡トヨタ自動車、博多大丸、三越、ホテルニュータニ博多、竹中工務店、ANAエアサービス福岡、全日空商事、JALスカイ九州、ふくや、イトキン、住友林業など。