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09年度補正予算配分額は約2606億円  九州地方整備局    道路整備費は676億7300万円


 国土交通省九州地方整備局(岡本博局長)が、5月29日に発表した2009(平成21)年度補正予算の配分額は、総額約2606億円だった。今回の補正予算は、4月に政府が取りまとめた「経済危機対策」に基づき配分されたもの。内訳は、直轄事業費が約1484億円(うち一括配分は約137億円)、各自治体への補助事業費は約1122億円(同約733億円)となっている。
 直轄事業の内訳を事業区分別に見ると、道路整備事業が676億7300万円で最も多く、次に治水事業の399億9900万円、港湾事業330億2400万円、道路環境事業12億3300万円、都市水環境事業11億5000万円、海岸事業26億円、空港事業が1億円となっている。また、補助事業費の内訳は、道路整備事業が439億2700万円、道路環境事業が239億900万円で、治水事業183億8700万円、港湾事業92億8500万円、公園事業45億6100万円、下水道事業42億3800万円、住宅対策40億6700万円、市街地整備事業23億1100万円、都市水環境事業12億9100万円、海岸事業8億5400万円、空港事業3億1000万円をそれぞれ計上している。九州地方整備局は「地域経済の動向や地方自治体の要望に即し、重点的かつ効率的な予算配分」と話している。