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低重量・低価格のLED蛍光管を発売  ウェブテックジャパン    6月1日


 光エネルギーを蓄えて自発光する高輝度蓄光顔料「ナイトブライト」を使用した安全防災用標識などを製造販売する株式会社ウェブテックジャパン(福岡市博多区博多駅前2丁目、富永和賀紀社長)は、6月1日、LED蛍光管「reQuest」を発売した。
 改正省エネ法や改正温対策法による規定の厳格化に伴い、省エネ・CO2削減に対応できる製品を開発したもので、従来の蛍光灯に比べ約5~10倍の長寿命で、消費電力が約半分に抑えることができるのが特徴。製品仕様は全長1.198mm、管径26mm、重量約260g。カバーはアルミとプラスチック製で、万一落としても割れない構造になっており、安定器を必要とせずに既存の蛍光灯用器具に装着できる。製造は、国内市場におけるLEDイルミネーションの3分の1を製造するセイコー電気株式会社(大阪市西区境川2丁目、樋口京子社長)と提携している。定価は1本当たり1万8000円。主に工場や商業施設などに販売し、初年度の売上目標本数は5万本に設定している。富永社長は「消費電力の削減でCO2削減効果が見込める。今後も環境に優しい製品開発を進めていきたい」と話している。
 同社は2000年10月設立。資本金は2140万円、従業員数4人。富永社長は熊本市出身、1964年6月9日生まれの45歳。今年1月社長に就任。熊本高校卒。趣味はゴルフ、子供と遊ぶこと。