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田川産業など4件を異業種連携認定  九州経済産業局    県内からは25件に


 九州経済産業菊(福岡市博多区博多駅東、橘高公久局長)は、5月28日、異業種連携を促進する産業施策「新連携事業」に、田川市の田川産業株式会社(行平信義社長)など九州から新たに4件を認定した。
 今年度初となる今回の同事業では、福岡、長崎、大分、宮崎のコア企業(連携体の代表企業)がそれぞれ1件ずつ認定された。これで、総認定件数は59件、福岡県に本社を置く企業をコア企業とする新連携は25件となった。認定を受けた事業は、田川産業株式会社をコア企業とする「不焼成漆喰セラミックを活用した快適しっくい空間の販売事業」、長崎県諌早市の株式会社勝山ロープをコア企業とする「トゲ無し玉掛けワイヤの製造・販売事業」、大分市の株式会社ナカシマ技研をコア企業とする「面倒なベアリンググリース交換が簡単にできるビージーポンプの市場化」、宮崎市のBIOGRAFT合同会社をコア企業とする「歯科医師ネットワークによるインプラント治療資材販売の事業化」の4件。同局は「今回は、4件の連携体すべてが県域を超えて連携している点が特徴」と話している。