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博多区祇園町に13階建てビジネスホテル  東京都のダイワロイヤル    県内初出店


 大和ハウスグループのダイワロイヤル株式会社(東京都台東区、越智壯社長)は7月13日、福岡市博多区祇園町に13階建てビジネスホテル「ダイワロイネットホテル博多祇園」(佐山泰央支配人)を開業した。県内初出店、全国では17店舗目。
 場所は通称「国体道路」沿い、祇園郵便局の西側。3年前から県内出店を検討しており、「建築年数が長いホテルが多い」(佐山支配人)祇園地区に、1部屋当たりのフロア面積が広く、ビジネス仕様をコンセプトとした同ホテルの需要を見込んだもの。敷地面積は1714平方m、建築面積は937平方m、延べ床面積は8879平方m。1階部分に定食店「やよい軒」が入居。2階から13階が客室でフロア面積18平方m~25平方mのシングルタイプ204室、平均フロア面積25平方mのダブル24室、平均フロア面積29平方mのツイン24室の計252室を備えている。客室内は照明を明るく、幅2・5mの机を設置するなど、デスクワークに考慮した内装にし、ビジネスタイプにはパソコンを設置。また女性専用客室「レディスルーム」8室を設置し、フットマッサージ機やイオンスチーマー、アロマポット、女性専用アメニティを設備する。駐車場は80台収容可能。初年度では稼働率75%、次年度では80%を目指す。営業時間は、チェックインが午後2時、チェックアウトが午前11時。利用料金はシングルが1万2000円、ダブルが1万7000円、ツインが2万円。会員(入会金500円)には宿泊代約5000円を割り引く。従業員は13人。
 佐山支配人は富山県出身、1977年12月15日生まれの31歳、新潟産業大学人文学部卒。趣味は海釣り、ゴルフ。「当ホテルのリピーター率は70~80%を獲得している。新規顧客の獲得とともに、さらなる施設とサービスの充実で、再度利用したいと思わせるホテルづくりを目指す」と話している。