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11年までにam/pm50店にフライヤー導入  JR九州リテール    投資総額3500万円


 JR九州グループの小売業を運営するJR九州リテール株式会社(福岡市博多区博多駅前2丁目、本多修三社長)は、コンビニの「am/pm」において、2011年までに揚げ物調理器の「フライヤー」を50店舗に導入する。投資総額は3500万円。
 店内加工商品品の拡充を図るもので、全店舗(111店)のおよそ40%で導入する。従来は、フライドチキンなどの揚げ物商品は電子レンジで温めていたが、フライヤー導入により注文を受けてから揚げて提供できるようになる。商品も、これまで取り扱ってなかったフライドポテトなどの揚げ物商品を拡充。各店の揚げ物売り上げ増加を目指す。フライヤーは1台70万円。すでに香椎駅店(同市東区香椎駅前)と大分大学旦野原キャンパス店(大分市旦野原)で試験的に導入している。山下良三常務は「電子レンジと比べ、風味や食感がまったく違うので、試験導入した店舗では早くも人気を得ている。商品力を強化し、競争に対応したい」と話している。