NEWS

  • 地域

来年3月から学習塾をFC展開  学研ゼミナール    7年間で直営合わせ70教室体制へ


 株式会社学習研究社の子会社で、北九州市を中心に学習塾8教室を運営する株式会社学研ゼミナール(北九州市八幡西区3丁目、宮原博昭社長)は来年3月から、学習塾のFC展開を開始する。2017年までの7年間で50教室のオープンを目指す。また直営教室のオープンも7年間で12教室計画しており、合計70教室体制を目指す。
 進出エリアとしては、当面は福岡と大手学習塾が少ない沖縄に計画。FC対象者は既に学習塾を経営しているオーナーや、今後開校を検討する人など。またFCの拠点として九州・沖縄の主要都市に各エリアで旗艦教室となる直営教室を開校し、7年以内に20教室体制を目指す。現在来年3月に向けて、九州内での直営1教室のオープン準備を進めている。同社では「FC展開を長年計画してきたが、来年3月から本格始動できる体制が整った。学研グループのブランド力を生かして、FC展開を成功させたい」と話している。
 同社は96年10月設立。資本金6100万円。従業員数15人。09年3月期売上高は1億6000万円。小・中・高生を対象に、北九州市に4教室、宗像市に1教室、福岡市に1教室、沖縄県に2教室を展開。07年5月に幼児向けの「学研教室」などを展開する株式会社学習研究社のグループ会社となった。同教室を卒業した生徒の受け皿となるよう、体制強化を進めている。