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来年度から高校に特進コースを新設  福岡雙葉学園    募集定員は100人、1学年250人に


 福岡雙葉小学校附属幼稚園および福岡雙葉小学校、福岡雙葉中学と福岡雙葉高校の中高一貫教育を展開する学校法人・福岡雙葉学園(福岡市中央区御所ヶ谷、麻生泰理事長)は、2010年度から高等学校に「スーパー特進コース」および「特進コース」を新設し、一般募集を始める。募集定員は100人で、現在の普通科と合わせて1学年250人体制となる。高校入試を実施するのは10年ぶり。
 これは少子化に伴う男女子校の共学化や中高一貫コースに加えた小学校新設、付属校の九州進出など入試環境の多様化を背景に、九州各県から優秀な人材を確保するとともに、入学機会を多く設けることで保護者ニーズに応えるのが狙い。募集人員は「スーパー特進コース」が30人、「特進コース」が70人。カリキュラムは医歯薬系、文系、理系で構成。スーパー特進コースは「医歯薬系」と「スーパー文理系」の2系で募集する。同学園では「当高校では医歯薬系の大学志望者急増しており、今年度の卒業生174人のうち医歯薬系合格者は国公立の医学部を含めて前年度比14人増の65人と年々増加している。今後も医歯薬系に力を入れるなど、さらなるニーズに応えていきたい」と話している。福岡雙葉高校はカトリック女子校として1933年に開校。現在、3学年合わせて461人が在籍している(09年5月現在)。