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25億7500万円かけ熊本県荒尾市に物流センター  東京都の東邦ホールディングス    2月着工、11年2月完成


 医薬品卸業の東邦ホールディングス株式会社(東京都世田谷区、濱田矩男社長)は、25億7500万円をかけて熊本県荒尾市水野に物流センターを建設する。着工は10年2月で、完成は2011年4月。
 同グループで九州地区を管轄する九州東邦株式会社(福岡市東区箱崎ふ頭3丁目、寺園忠勝社長)が利用していた岡山市の物流センターが手狭になったため、九州地区に専用の物流センターを開設するもの。場所は、水野北工業団地内の九州東邦有明営業所跡地。同営業所を取り壊し、新たに購入した隣接地と合わせて敷地面積は2万740平方mとなる。鉄筋コンクリート2階建てで、延べ床面積1万6000平方m。初年度売上見込みは700億円。九州東邦は、地元人材を中心に80人を雇用する。有明営業所は大牟田営業所と統合した。同グループでは「商品や物流の管理体制を強化したシステムを導入する最新式の物流センターとなる。九州の医療機関に貢献するとともに、物流機能の効率化、コスト削減を実現していく」と話している。