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東区松島5丁目に子会社本社ビルを建設  シー・アール・シー    50周年記念事業の一環


 各種臨床検査事業の株式会社シー・アール・シー(福岡市東区松島3丁目、江川洋代表取締役)はこのほど、東区松島5丁目に同社関連会社の株式会社シー・アール・シー食品環境衛生研究所(同、以下エスク)本社ビルを新築移転することを明らかにした。完成は来年4月中旬の予定で総事業費は約3億2000万円。
 同社が来年10月で創業50周年を迎えることから、記念事業の一環として手掛けるとともに、本社敷地内に検査室が分散しており、本社ビル建設を機に関連部署および検査室を集約する。業務の効率化と組織体制の強化、品質保証の充実を図るのが狙い。場所は流通センター通り、松島交差点近く、ローソン松島インター店から約50m南東側。敷地面積は582平方m。建築面積は364平方m。4階建てで延べ床面積は1204平方m。1階には役員室、ISO事務局、営業関連部署、業務部を配置し、2階は環境関連検査室、3階は食品関連検査室、4階には食堂、会議室を設置する。松永兼充エスク専務執行役員は「土地は以前から所有しており、倉庫や駐車場として利用していたが、記念事業として新社屋を建設することになった。検査室が集約されることで作業効率の向上も期待でき、今後の検体増加および新規内部処理項目の拡充にも対応できるようになる」と話している。エスクは1983年6月に設立。資本金は2000万円、従業員数は51人。16年5月期の売上高は6億2141万円。
 同社は1967年創業、69年7月設立。資本金は2000万円、従業員数は335人。2016年6月期の売上高は63億2249万円。