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福岡パルコ地下1階に担々麺専門店 studio092 市内3店舗目
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水炊き専門店「とり田」などを運営する株式会社studio092(福岡市中央区薬院2丁目、奥津啓克社長)は11月18日、同区天神2丁目の商業施設「福岡パルコ」本館地下1階に担々麺専門店をオープンした。美野島、KITTE博多店に次ぐ3店舗目。
同業態を展開した当初から天神地区への出店を構想しており、好立地な場所に店舗を構えることで利用客の利便性向上を図る。店舗名は「博多担々麺・唐揚げ とり田 福岡PARCO店」。場所は地下1階飲食フロア内。店舗面積は52平方mで、座席数はテーブル、カウンター合わせて32席。メニューは同社運営の水炊き店で炊いた丸鶏スープをベースにした「とり田特製 博多担々麺」(890円)のほか、「ごま鶏そば」(890円)、「チャーシュー鶏白湯麺」(780円)なども提供する。そのほかサイドメニューとして、鶏のから揚げ、卵かけご飯などの一品料理、昼から飲めるアルコール飲料も充実させた。スタッフは6人体制。営業時間は午前11時から午後11時まで。客単価は950円前後を想定しており、初年度売上高目標は約1億円。奥津社長は「今後は東京、大阪など首都圏への出店を視野に入れている」と話している。
同社は2012年9月設立。資本金500万円。従業員は社員が約30人、パート・アルバイトが約70人。現在、水炊き専門店2店舗、担々麺専門店3店舗のほか、博多区中洲中島町に和食店の「中島町倶楽部」の計6店舗を運営している。15年9月期の売上高は約4億円で、今期は6億円を目指している。
奥津社長は神奈川県小田原市出身。1972年8月23日生まれの44歳。辻調理師専門学校フランス校卒。趣味は魚釣り。