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マイナス金利、熊本震災影響で3期ぶり減益 ふくおかFG 通期見込みも減収減益
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ふくおかフィナンシャルグループ(福岡市中央区大手門1丁目、柴戸隆成社長)の16年9月の中間期連結決算は、経常収益が前年同期比7・5%減の1159億9400万円、経常利益が同30・1%減の324億800万円の減収減益となった。
日銀のマイナス金利政策で市場の金利が下がり、貸出金利息が減少。役務取引等利益の減少や経費の増加により、3行合算のコア業務純益は45億円減の354億円。熊本震災の影響によって信用コストをグループ全体で55億円計上した結果、26億円の戻り益と落ち込んだため、減益となった。
通期予想では、経常収益は前年同期比3・6%減の1784億円、経常利益は同47・5%減の150億円、当期純利益は48・1%減の9億8000万円の減収減益を見込んでいる。