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新社長に長男の麻生巌副社長が就任  麻生    麻生社長は代表権のある会長に


 セメント事業、病院経営・コンサルティング、建築資材製造販売などを手掛ける株式会社麻生(飯塚市芳雄町)の新社長に、6月29日付で麻生巌代表取締役副社長が就任した。麻生泰社長は代表権のある会長に就いた。
 経営陣の若返りで新たな経営基盤の確立、次代に向けたグループ力の強化が狙い。麻生会長はトップ交代後も引き続き、麻生グループ(63社)の経営指針を策定する経営委員会委員長を兼任する。
 麻生巌(あそう・いわお)社長は飯塚市出身、1974年7月17日生まれの35歳。麻生会長の長男。慶應義塾大学経済学部を卒業後、97年4月に株式会社日本長期信用銀行に入行。98年10月ケンブリッジ大学(国際関係学専攻)留学後、00年6月に麻生セメント株式会社(現株式会社麻生)入社。同社監査役、取締役を経て05年6月に常務、06年6月代表取締役専務、08年10月に同副社長。新役員は次のとおり。
 ▼代表取締役会長 麻生泰▼社長 麻生巌▼代表取締役専務 古野金廣▼取締役 田中二郎、瀧中秀敏、杉山嘉則、成吉弘次、麻生千賀子▼常勤監査役 中村正治▼監査役 辻 哲夫、上山信一