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台湾高雄市の真光家電社と業務・資本提携  台湾ベスト社    台湾一円で店舗体制を拡充


 地場家電量販大手、株式会社ベスト電器(福岡市博多区千代6丁目、小野浩司社長)の連結海外子会社で台湾の家電小売業、倍適得電器股■(人辺に分)有限公司(台北市、彭君平董事長:以下、台湾ベスト社)は8月18日、台湾で家電量販店を経営する真光股■(人辺に分)有限公司(高雄市、荘茂昌董事長:以下、真光家電社)と業務・資本提携を結んだ。
 台湾ベスト社では現在、台北市を中心に13店舗を展開しているが、高雄市を中心に13店舗を出店している真光家電社と提携することで台湾一円の店舗ネットワークを拡充し、新たな顧客獲得が狙い。台湾ベスト社は真光家電社50%以上の発行済み株式を取得して子会社化。店舗数は2社で計26店舗、売上高規模は約81億円となる。また、真光家電社の従業員約百人も引き継ぐ。台湾ベスト社は今年度中に中小20店舗体制にする方針で、11年2月期の台湾総売上高は前期比40%増の約75億円を見込んでいる。
 同社は1989年8月に設立。資本金2億6千万台湾元、従業員数は254人(10年2月現在)、09年度の売上高は52億円。