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バネ搭載の子ども靴を百万足増産し3百万足生産へ  ムーンスター    今期の経常黒字化目指す


 履物業界最大手、株式会社ムーンスター(久留米市白山町、猪山渡社長)は今期、子ども靴など高機能を付加した靴を増産する。
 従来品に比べ、価格が高い高付加価値商品を増産し、利益率を確保することで、前期7億51百万円の経常損失から黒字化を目指す。
 増産する商品は、独自配合のゴム素材「パワーバネ」を靴底に備えて、蹴り出し力を高め速く走ることができる子ども靴「スーパースター」。前期の2百万足から百万足増やし3百万足の販売を目指す。あわせて直営の子ども靴専門店「ゲンキ・キッズ」の店舗を28店(既存店13店,今期出店目標15店)に増やす計画。また、足への衝撃を吸収する特殊素材を使用し、足の引き締めや体形維持につながる女性向けシェイプアップシューズ「カロリーウォークプラス」もファッション性が高く、女性を中心に需要が増加している。初年度の売上高目標3万足を受注したことから、今後増産していく。