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九州先端科学技術研究開発表彰でIT企業大賞  PicoCELA    10月27日


 情報通信システム、無線通信機器の開発、販売のPicoCELA(ピコセラ)株式会社(福岡市博多区博多駅前3丁目、井上聡志社長)は10月27日、財団法人九州先端科学技術研究所(同市早良区百道浜2丁目、芦塚日出美理事長)主催の「ISIT九州先端科学技術研究開発表彰」でIT企業大賞を受賞した。
 同研究所設立15周年を記念してIT(情報技術)やナノテクノロジーなど先端科学技術開発に貢献している九州地域のベンチャー企業を募集したもの。九州発の技術を事業化し地域社会に貢献しているという理由で、株式会社環境GIS研究所(同、荒屋亮社長)と同時受賞した。NT(ナノテクノロジー)企業大賞はSOファーマ株式会社(福岡サテライト・同市西区元岡、柳裕啓社長)が受賞した。同日に表彰式があり、井上社長は「15周年という節目を記念して創設された大変栄誉ある賞を受賞でき、大変嬉しく思う。今後はより一層事業推進に努め、近い将来、アジアを舞台にビジネスを展開していきたい」と受賞の喜びを語った。
 同社は九州大学の古川浩教授を代表に取り組んできた文部科学省知的クラスター創成事業「MIMO-MESHプロジェクト」の研究成果の事業化を目的に創業された “九大発”ベンチャー企業。設立は2008年8月8日、資本金千万円。売上高は5600万円。従業員数は4人。