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リース部門の資産残高減少で減収  九州リースサービス    投資有価証券売却益減で減益


 地場大手リース業の株式会社九州リースサービス(福岡市博多区博多駅前4丁目、藤丸修社長)の2011年3月期中間決算は、売上高が前年比13・4%減の1百億86百万円、経常利益が74・9%減の2億98百万円で減収減益だった。
 リース部門の資産残高減少で減収、前年に比べて投資有価証券売却益が減少したことで減益となった。事業別に見ると、リース事業はリース・割賦実行高が49・3%増の70億64百万円となったが、回収や流動化によるリース投資資産残高減少の影響で売上高が53億11百万円だった。融資事業は新規貸出の抑制や期限前回収の発生などで貸付残高が減少し、売上高は7億62百万円だった。不動産事業は前連結会計年度から新たに連結した子会社からの増収効果もあり、売上高は33億77百万円だった。なお、通期は売上高が12・8%減の2百億円、経常利益が70・4%減の6億円を見込んでいる。