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調剤薬局10社運営グループを子会社化  総合メディカル    取得額は合計82億6300万円


 調剤薬局運営、医業経営コンサルティングなどの総合メディカル株式会社(福岡市中央区天神2丁目、坂本賢治社長)は関東圏を中心に調剤薬局を展開する「みよの台薬局グループ」10社すべての株式を取得し、子会社化する。取得額は合計82億6300万円、12月26日付。
 早期から在宅医療に取り組んできた同グループを子会社化することで、在宅医療の技術とノウハウを総合メディカルのグループ582店の調剤薬局に活用していく。みよの台薬局グループは株式会社御代の台薬局(東京都北区、池田直孝社長)や株式会社本木薬局(東京都足立区)、有限会社要町薬局(東京都豊島区)など10社で構成。関東圏や三重県、大阪府で調剤薬局91店を展開しており、今回の子会社化によって総合メディカルの調剤薬局は673店となる。
 同社では「在宅医療の充実に取り組み、地域包括ケアシステムの構築へ寄与することで、企業価値を高めていきたい」と話している。