NEWS

  • 地域

中央区今泉2丁目に島料理店  東京の離島キッチン    九州初出店


 飲食、小売店運営の株式会社離島キッチン(東京都新宿区、佐藤喬社長)は10月15日、福岡市中央区今泉2丁目に直営の島料理店をオープンした。九州初出店。
 場所は通称今泉天神通り沿い、安養院北西側。店舗名は「離島キッチン 福岡店」。店舗面積は約87平方m。カウンター席が6席、テーブル席が32席。物販スペースも設け、お茶の葉や地酒、さばのスモークなど約30種類を陳列している。コンセプトは「日本全国の離島食材を使った料理」。南は沖縄県の石垣島から北は北海道の礼文島まで、国内の有人島約418島のうち約60島の旬な食材を用いた料理を提供する。フードメニューは隠岐島(島根県)のこのわたや淡路島(兵庫県)のたこのから揚げなど約30種類。ドリンクは奥尻島(北海道)のワインや八丈島(東京都)の焼酎などアルコール類含め約45種類を提供する。
 11月1日からランチ営業もスタートし、ごはんやみそ汁、6種類のおかずがついた「島旅ランチプレート」や丼ものなど4種類を提供している。ターゲット客層は30~40代の男女。平均客単価は昼が1000円で夜が4000円。初年度売り上げ目標は1500万円。スタッフは11人。営業時間は昼が午前11時半から午後2時半。夜が午後6時から午後10時まで。ディレクターの小池岬さんは「島にいると時間がゆったりしているように、島に来たつもりでゆっくり過ごしていただきたい」と話している。
 同社は2016年4月設立。資本金350万円。従業員数8人(正社員)。同店のほか、東京都新宿区神楽坂に「離島キッチン 神楽坂店」を出店している。