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第3四半期は増収増益  安川電機    ロボット部門営業益9倍


 株式会社安川電機(北九州市八幡西区黒崎城石、津田純嗣社長)の2012年3月期第3四半期連結決算は、売上高が前年同期比6・4%増の2262億12百万円、経常利益は同48・7%増の114億82百万円で増収増益だった。
 期間中、夏まではアジア、特に中国にけん引されるなど堅調だったが、夏期以降はモーションコントロールの受注が減速した。一方、ロボットは2ケタ増収で営業利益が同約9倍に拡大するなど好調だった。全社の営業利益は同46%増の112億21百万円。四半期純利益は同61・4%増の69億74百万円だった。
 主要2部門別では、モーションコントロール部門が売上高1177億86百万円で同1・3%増、営業利益は66億16百万円で同8・3%減。ロボット部門は売上高722億42百万円で同21・3%増、営業利益は同約9倍の49億36百万円だった。
 通期は売上高が前期比4・4%増の31百億円、経常利益は同4・2%増の140億円を目指す。