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敷地内に8階建て新病棟を建設中  飯塚病院    完成は今年10月の予定


 麻生グループの飯塚病院(飯塚市芳雄町、田中二郎院長)は現在、同病院敷地内に8階建て新病棟を建設している。昨年4月に着工し、完成は今年10月の予定。
 外来患者数の増加に伴い、診療スペースが手狭になっていることから、新病棟を開設することで外来スペースの拡張、医療サービスの充実を図る。場所はJR筑豊本線の新飯塚駅近く、同病院本館東隣。敷地面積3496・8平方m、延べ床面積1万7441・5平方m。1階は受付、カフェ、コンビニエンスストア、レストラン、介護ショップを配置し、2階が外来と中央検査部、3階は低侵襲手術センター、4階が内視鏡センターと健康管理センター、5階に新生児集中治療室(NICU)と新生児治療回復室(GCU)を備えた小児病棟(NICU6床、GCU12床を含む46床)、6階は母体・胎児集中治療室(MFICU)を有する産科系病棟(30床のうち6床がMFICU)、7階が婦人科、泌尿器、乳腺疾患を担当するレディース病棟(39床)、8階が内科系個室病棟(36床)となる。
 同病院は1918年(大正7)8月に開設。許可病床数は一般969床、精神138床の計1116床。職員数は2034人(12年1月1日現在)。年間外来患者数は約49万5千人(10年度実績)、入院患者数は年間延べ約32万8千人(同)を受け入れている。