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博多区竹丘町の居酒屋を業態変更  O・B・Uカンパニー    鮮魚メニュー中心に


 飲食店経営の株式会社O・B・Uカンパニー(筑紫野市二日市中央4丁目、寺川欣吾社長)は7月24日、福岡市博多区竹丘町1丁目の居酒屋「くいもんや風in」を業態変更した。
 店内を改装して新業態としてリニューアルオープンする海鮮居酒屋「竹丘町 海晴れ」は、魚卸市場直送の鮮魚と寿司をメーンにした店舗。同社では2年前に設立した水産部門で仕入れた鮮魚を取り扱った他店舗の売り上げが好調なため、現在展開する飲食店を海鮮居酒屋に順次業態変更しており、今回もその一環。メニューは鮮魚以外にも、串焼きや特製ハンバーグなどを取りそろえ、幅広い客層を取り込む。客席は80席で、客単価は3千円。年商8千万~9千万円を目指す。寺川社長は、「水産部門を立ち上げて以降、鮮魚を使ったメニューのバリエーションが増えた。魚の仕入れ量を増やせば、コストも下がるので、今後は鮮魚中心の店舗展開も考えている」と話している。
 同社は2004年10月設立。資本金1千万円。従業員数は85人(アルバイト含め340人)。福岡市内を中心に「居心地屋 蛍」、「串焼き 博多松介」などの居酒屋や食堂を17店舗、筑紫野、宗像市などに「焼肉 龍王館」を5店舗の計23店舗を展開。11年9月期の売上高は13億円で、今期は約19億円を見込む。寺川社長は大阪府藤井寺市出身。1967年4月21日生まれの44歳。京都産業大学経済学部卒、趣味はスポーツ観戦。