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みやま市に21メガワットの太陽光発電所  芝浦HD    事業費68億円、12企画分譲


 太陽光発電システム設計・施工の芝浦特機株式会社など3社を統括する芝浦グループホールディングス株式会社(北九州市小倉北区上石田4丁目、新地哲己CEO)は8月11日から、みやま市高田町に事業費約68億円で、発電出力21・8メガワットの九州最大級のメガソーラー(出力千キロワット以上の太陽光発電所)を建設する。
 同社のメガソーラーは、7月に稼働を開始した嘉麻市、熊本県南関町と、建設中の佐賀市、飯塚市鯰田、同市勢田に続く7カ所目。場所は有明海沿い旧三井三池炭坑の有明鉱跡地。敷地面積は33万594平方mで、約7万52百枚の太陽光パネルを設置する。1日あたり一般家庭約4123戸相当分の電力を賄う。発電所は12の区画に分譲し、投資会社など12社に売却する予定で、保守、管理は同社グループが担当する。完成は来年3月予定。同社では「今後も九州や沖縄を中心にメガソーラー建設に携わりたい」と話している。
 同社は2010年8月設立。資本金2億350万円。2011年7月期売上高25億717万円。従業員90人。