NEWS

  • 地域

福岡県から即戦力人材育成事業を受託  麻生教育サービス    コールセンター科で募集定員20人


 人材育成・研修、地域福祉支援事業などを手掛ける麻生教育サービス株式会社(福岡市博多区博多駅前3丁目、古野金廣社長)は、このほど福岡県福祉労働部労働局から「誘致企業即戦力人材育成事業」を受託した。
 学卒未就職者や雇用保険受給者、ハローワーク受講推薦者などを対象に職業訓練を行い、専門的な技能・知識取得などの訓練カリキュラムを実施。就業機会を創出、提供することで雇用安定を図るのが狙い。対象訓練科目は「コールセンター科」で、募集期間は12月25日まで。募集定員は20人。来年1月21日の入校選考(国語、数学の学科試験、面接)を経て、来年2月1日~3月29日まで職業訓練を行う。訓練場所は同社が入居する八百治ビル6階セミナールームで、職場実習はトランス・コスモス株式会社のMCMセンター福岡(同市中央区天神1丁目)で実施する。カリキュラム内容は職業能力基礎講習、コールセンター基礎、情報セキュリティ、IT基礎などの学科講習、ビジネスマナーやコミュニケーション演習、電話対応、文書作成、職場実習など実技の計231時間。訓練後、日本商工会議所「キータッチ2000」、ICTプロフィシエンシー検定試験5級取得を目指す。受講料は無料(テキスト代は自己負担)。
 同社は麻生グループ会社として1989年4月に設立。資本金は3500万円、従業員数は38人。2011年3月期の売上高は10億6700万円。