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英語科目強化で生徒数が8百人増  日本公文研究会福岡事務局    12月の全教科伸び率も全国2位


 公文式学習教室をFC展開する株式会社日本公文研究会福岡事務局(福岡市博多区博多駅前3丁目、石井勝志局長)は管内の福岡都市圏330教室の英語科目生徒数が同科目強化キャンペーン実施後3カ月間で8百人増加した。
 同研究会では、昨年10月からペンの形をした英語学習用の新型音声機器を導入したほか、英語に特化したテレビコマーシャルを展開するなど全国規模で英語科目の生徒数拡大を図っている。同事務局でも約1年前から英語科目の強化と生徒の受け入れに向けた準備を進めており、管轄内の公文式指導者の教室を訪問して教室内の英語教育体制作りと教育方法の指導などを進めていた。また、同事務局は数学、国語を含めた3教科全体でも12月の月間生徒数が6%増加しており、全国の事務局で2番目の伸び率となっている。管轄内の6割の教室にまだ生徒数拡大の需要があると分析する石井局長は「4月以降も継続的に英語科目の強化と生徒が本当の力をつけられるような教育面のフォローを実施し、英語なら公文と呼ばれるように頑張りたい。福岡事務局は九州圏内の事務局で最も母体数が大きいので同地区を引っ張っていきたい」と話している。
 同事務局は1974年設立。スタッフ数は23人。県内330カ所のFC校を指導する。昨年10月1日の新型機器導入を機に英語学習者数を現在の5千人から2014年までに8千人に拡大する計画を打ち出している。石井局長は愛媛県出身。1958年10月2日生まれの52歳。高知大学教育学部卒。趣味は映画とお酒を飲むこと。