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大名小学校跡地に本社移転    スルー インキュベーション施設集約に伴い


 システム開発のスルー株式会社(福岡市博多区博多駅前2丁目、西出寿也社長)は3月頃、大名小学校跡地(中央区大名2丁目)に本社を移転する。
 福岡市が福岡商工会議所、百道SRPセンタービル(早良区百道浜2丁目)、福岡ビジネス創造センター(東区香椎照葉3丁目)の3カ所で運営しているインキュベーション施設とスタートアップカフェを同跡地に集約することになったため。事務所面積は約20平方mを予定しており、仕切られた小学校の教室に約50社が入居する予定。スルーの従業員数は以前同様3人。西出社長は「福岡のベンチャー企業が一カ所に集約することによるビジネスチャンスに期待している。若者が集まる街に移転するので、Rubyを強みとしている企業としてRubyエンジニアの育成にも力を入れていきたい」と話している。
 同社は、2015年8月設立。資本金100万円。西出社長は早良区出身、1981年3月25日生まれの35歳、九州大学大学院システム生命科学府修了。趣味は語学の勉強。