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利用者数が100万人を達成  博多港中央ふ頭クルーズセンター    16年の寄港数は328回に


 福岡市が15年5月17日から供用を始めた博多港中央ふ頭クルーズセンターの利用者数が1月16日、100万人に達成したことを記念する式典が同センター待合棟であった。
 同センターは大型外航クルーズ船の急増に対応するため、出入国審査手続きの簡素化や利用者の待合室確保などを目的に整備した施設。16日午後1時に着岸したMSCリリカ(6万5591トン)の乗客で、100万人に達したことから記念式典を実施した。式典では港湾空港局の則松和哉局長らのあいさつの後、乗客代表に記念品などが贈呈されたほか、関係者らによる記念撮影なども行われた。
 博多港の外航クルーズ船の寄港回数は15年が259回、16年は328回、17年は371回と過去最高実績を更新している状況で、市は国の補正予算等を活用し、クルーズ船が着岸する西側岸壁の延伸工事を進めている。