NEWS

  • 地域

6月1日に上海駐在所開設  三好不動産    中国人向けHPも


 賃貸管理地場最大手の株式会社三好不動産(福岡市中央区今川1丁目、三好修社長)は、6月1日付で中国・上海市に初の海外拠点となる上海駐在所(現地名称: 日本三好不動産株式会社上海代表処)を開設する。留学生など中国から福岡への流入増に対応し、福岡での入居仲介を円滑化する目的。
 所在地は上海市浦東新区向城路99号震旦国際ビル11階。スタッフは笠清太所長と中国人社員の2人体制でスタートする。同社では昨年度、中国人学生を対象に約350件の賃貸仲介実績があり、3年前からは中国人学生の採用を開始。現在8人の中国人社員がいる。また、中国人向けの事業部署として今年1月本社内に「国際営業部」を設置。同部の1拠点として今回上海に駐在所を設け、福岡での住居斡旋をスムースにするための現地窓口としての役割のほか、中国人投資家の動向のリサーチや将来的に売買案件が発生した際の諸手続きをする。
 また6月下旬には、中国人向けのホームページも開設する。すべて中国語表記で、賃貸物件検索やグーグルマップと連動して近辺の施設等の所在を把握できる機能のほか、「体験日記」「中国人向けエリア情報」「福岡市紹介映像のリンク」などのコンテンツも掲載する。同社では「このホームページを閲覧することで、単なる物件情報だけでなく、福岡市内の各エリア情報、生活情報などもイメージしやすくなる」と話しており、売買・投資情報も盛り込むなどのバージョンアップも近く予定している。