NEWS

  • 地域

新こども病院開発事業者は日本管財代表の企業グループ  福岡市立病院機構    6階建て延べ床面積2万79百平方m


 市立病院を運営する独立行政法人福岡市立病院機構(福岡市博多区店屋町、福重淳一郎理事長)は8月22日、アイランドシティに移転する新こども病院・感染症センターの開発事業者を、日本管財株式会社(兵庫県西宮市)を代表企業とする企業グループに決定した。
 公共事業で民間資本を活用する「PFI」の手法で公募を実施。同グループのみが入札に参加し、落札した。決定した事業者は日本管財と九電工株式会社、戸田建設株式会社九州支社の3社で構成。山下設計株式会社、株式会社松本組、株式会社設備保守センター、株式会社麻生、株式会社光洋が協力会社として参画する。契約の締結は10月末で、開院日は2014年11月1日の予定。
 同時に発表した新病院の概要案によると、敷地面積3万5千平方m、建築面積9280平方m、延べ床面積2万79百平方m。6階建て病院棟と、平屋の付属棟を建設する。特殊な免震構造で耐震性を高めるほか、屋上には緊急避難用のヘリポートを設置する。病床数は現在より46床多い260床となる計画。