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九州支店を博多区吉塚本町に移転  ナカシャクリエイティブ    JR九州とのGIS事業を強化


 施設、情報管理コンサルタントのナカシャクリエイティブ株式会社(名古屋市天白区野並2丁目、河合保社長)の九州支店(坪川真二支店長)は9月26日、事務所を福岡市博多区博多駅東1丁目のKDビルから、同区吉塚本町に移転した。
 同社はJR九州コンサルタント株式会社(同区博多駅東1丁目、吉岡利春社長)と取り引き及び業務提携をしており、JR九州コンサルタントの技術部門がある建物に入居することで、事業の円滑化を図る。特に、同社と進めている鉄道GIS(地理情報サービス)事業に注力していく。新事務所の場所はJR九州鹿児島本線吉塚―箱崎駅間の高架下。延べ床面積は移転前とほぼ同じ約百平方m。移転に伴う人員拡大は予定していない。同社の坪川支店長は「移転に伴い、10月5日に博多サンヒルズホテルで謝恩会を開催する。取引先を招待し、関係性を強化することで事業拡大につなげたい」と話している。
 同社は1960年1月創業。61年9月設立。資本金は8635万円。従業員は169人。年商は約30億円。高い画像処理技術が特徴で、JR東海など向けにGIS事業を拡大している。現在は埋蔵文化財を調査・整理するアーカイブ事業なども手がけている。同支店は94年に福岡営業所として開設。2005年に九州支店に昇格した。