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大分県内で天然イノシシ肉を販売  マックスバリュ九州とイオン九州    農林業被害軽減に


 九州のイオングループ、マックスバリュ九州株式会社とイオン九州は2月1日から、大分県内の店舗で同県で捕獲されたイノシシの肉を販売する。
 天然イノシシを食用として活用し、地域の特産品・観光資源とすることで地域活性化につなげるとともに、イノシシ等の捕獲がさらに進み、農林業被害の軽減につながることを期待している。取り扱う商品は、猪肉かたスライス(冷凍)、猪肉ももスライス(冷凍)200g698円(税別)、猪肉ばらスライス(冷凍)同798円、猪肉ローススライス同980円の4品。
 現在、大分県内で捕獲されるイノシシ・シカの数は、年間でイノシシが約3万頭、シカは約4万頭に上るが、そのほとんどが有害鳥獣として捕獲・廃棄処分されており、食肉として扱われているのはごくわずかな量という。またイノシシ肉は高タンパク質、低脂肪、低カロリーでビタミン・コラーゲンも豊富で健康に良いとされている。