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博多区板付に直葬センター開設 ラック 直葬専門施設は九州初
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県内を中心に冠婚葬祭を手掛ける株式会社ラック(福岡市博多区東比恵3丁目、芝山文夫社長)は10月1日、同区板付6丁目に直葬の専門施設をオープンした。直葬を専門とする施設は九州初めて。
場所は福岡外環状道路沿い、警察学校交差点角。名称は「福岡直葬センター」で、敷地面積1123平方m、延べ床面積は約518平方m。直葬とは、死亡後に儀式をしない形式で、斎場や遺体保管施設に24時間保管した後、直接火葬する。同施設は安置室3室と家族葬室2室、遺体用冷蔵庫(2体)、洗面バス、霊柩車4台を備えている。プランは火葬のみの直葬コース(15万75百円)、親族葬コース(29万4千円)、家族葬コース(49万35百円)の3タイプ。
同社では「身よりのない方や、子どもや親せきが遠方にしかいない独居老人が増加しており、亡くなった時に周囲に迷惑をかけず、経済的にも負担がないようにという配慮から直葬のニーズは高まっている。当社では“直送”ではなく、“直葬”で、プロとしてきちんと葬儀の形をつくり送り出していきたい」と話している。