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震災影響も新規出店増で売上前年並み、経常益2ケタ増  プレナス    通期は増収増益見込む


 持ち帰り弁当チェーン「ほっともっと」を展開する株式会社プレナス(福岡市博多区上牟田1丁目、塩井辰男社長)の2012年2月期第2四半期連結決算は、売上高が前年同期並みの611億37百万円、経常利益が前年同期比15・7%増の29億24百万円だった。
 関西、東海エリアを中心に62店舗を新規出店。退店が26店あったほか、震災の影響で減収要因があったものの、新規出店が増えたことで売上げは前年並みとなり、仕入れコスト削減で営業利益は同14・3%増の26億73百万円となった。当期純利益は資産除去債務に関する会計基準の適用で特別損失16億43百万円を計上。同38・4%減の5億55百万円だった。通期は、売上高が前期比6・1%増の13百億円、経常利益は同14・3%増の69億円を見込む。

 シンガポールに「やよい軒」1号店

 同社は12月1日、シンガポールに定食チェーン「やよい軒」の同国1号店をオープンする。
 場所は、日本人が多く居住するエリアのショッピングセンター地下1階。店名は「やよい軒リャンコート店」。フロア面積182平方mで104席を設ける。日本国内のメニューをベースにした和定食を中心に、丼や麺類も提供する。営業時間は午前10時から午後10時まで。
 今年2月に同社とタイの「MK RESTAURANT社」とでシンガポールに合弁会社を設立。出店準備を進めていた。
 現在、タイでは「やよい軒」を59店舗、中国で「ほっともっと」を4店舗展開している。