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久留米市城島町に健康機器の新工場  大阪市のアテックス    来年1月稼働


 健康機器製造販売の株式会社アテックス(大阪市平野区長吉川辺、原島裕社長)は来年1月、久留米市城島町青木島に電動ベッドやマッサージチェアなど健康機器の新工場を開設する。
 同社は現在、中国や台湾の協力工場で生産しており、国内工場を設けるのは初めて。国内市場向けの高機能製品としてブランド化を図る。場所は県道47号、四郎丸西交差点西側のパナソニック電工久留米工場跡で、土地と建物をこのほど取得した。敷地面積は約8万9千平方m、工場は2階建て延べ床面積約2万3千平方m。倉庫や事務所を併設しており、12月に大川市向島の九州営業所を同所に移す。
 また、新工場は塗装ラインなど製造設備を順次導入し、来年1月に生産を開始する。同工場稼働に伴い、約百人を地元から雇用する方針。同社では「これまで販売先は通信販売業者や低価格の家具販売店が中心だったが、ブランド化を図ることで百貨店などに販路を広げたい」と話している。
 同社は1992年5月設立、資本金3825万円、従業員90人、大阪、東京、名古屋、福岡、台湾に営業拠点を置いている。