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宮崎県えびの市の物流センターが稼働開始 welzo


週刊経済2025年1月22日発行号

九州の物流施設3拠点目

園芸資材、農業用肥料、飼肥料原料など園芸、農業専門商社の㈱welzo(福岡市博多区博多駅東1丁目、金尾佳文社長、以下ウェルゾ)は12月1日、宮崎県えびの市湯田に設立した「九州物流第三センター」が稼働を開始した。

同県や鹿児島県、熊本県南部の南九州エリアの営業、物流拠点施設として、ホームセンター、小売店で販売する植物の苗や肥料などの家庭園芸用品の在庫管理や出荷作業などに従事する。九州内の物流センターは、朝倉市の2カ所に次ぐ3拠点目で、全国では5拠点目。場所は九州自動車道えびのIC西側の「えびのインター産業団地」内にマルゼングループ協同組合(久留米市)が昨年7月に整備した物流施設で、ウェルゾのテナント面積は4751㎡。同社では「社内外のビジネスパートナ―と共創し、物流問題など日本が直面する課題に積極的に取り組みたい」と話している。