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山口県防府市で開発中の複合施設の入居募集開始 大英産業
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週刊経済2024年11月6日発行号
25年2月の全街区完成に向け
マンション、戸建てなどを分譲販売する大英産業㈱(北九州市八幡西区下上津役4丁目、一ノ瀬謙二社長)は10月22日、山口県防府市八王子一丁目の駅北公有地で開発中の店舗・賃貸住宅・分譲マンション、分譲タウンハウからなる街づくり事業で、店舗と賃貸住宅の入居者の募集を開始した。
同事業は「防府市駅北公有地活用事業」として同市の公募型プロポーザル方式で優先交渉権を獲得した同社が、活力ある中心市街地の形成に向け2022年秋から取り組んでいる街づくりプロジェクト。防府駅に面する7千㎡の一団の土地に、商業・医療・介護・子育てなどの都市機能を有した都市空間と利便性の高い居住環境の創出を目指しており、9月からは同社が開発した分譲マンションや分譲タウンハウスの入居を開始している。
今回入居者を募集するのは「TRAIL hofu hachioji」と命名した複合施設を構成する商業エリアと賃貸エリア部分で、商業エリアは1、2階合わせて12テナント(9・13㎡~、賃料6万6千円~)を誘致し、賃貸エリアは店舗併用賃貸住宅として、居住スペースと土間スペースから成るメゾネットタイプの賃貸住宅(1LDK+店舗、1LDK+アトリエ)を23戸(48・12㎡~)募集する(賃貸エリアの賃料は非公表)。全街区の完成は25年2月を予定している。