災害時向け浄水装置を一般発売　ネイチャー

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週刊経済2024年10月16日発行号

家庭向けは２０万円

水環境保全技術の研究開発などを手掛ける㈱ネイチャー（福岡市南区屋形原５丁目、三小田徹社長）は１１月１日、災害時向け浄水装置を発売する。
大規模災害に備え、水道が止まった際に風呂の残り湯や学校のプールの水、川や池の水を浄化することができる装置を販売する。製品名は「Ｌｉｖｅ（ライブ）」。殺菌灯から発する紫外線ＵＶ‐Ｃ波とその作用を増幅させる光触媒により、水中の殺菌やウイルス、プランクトンをはじめ農薬を含むほぼすべての有機物を分解・無害化する特許技術を活用。一般家庭向けの１０ℓタンクが２０万円（税別）、施設向け１００ℓタンクが３５万円（同）。直接の問い合わせとＥＣモール「楽天市場」での販売を予定している。三小田社長は「いずれくる大災害に備える保険のような感覚でぜひ購入いただきたい」と話している。