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傘下3行出入金がセブン銀行で利用可能に ふくおかFG


週刊経済2024年10月16日発行号

来年4月に3行ATMでも

㈱ふくおかフィナンシャルグループ(福岡市中央区大手門1丁目、五島久社長)は来年1月、セブン銀行と連携し、セブンイレブンのATMで傘下の福岡銀行、熊本銀行、十八親和銀行の現金の入出金ができる「スマホATM」サービスを開始する。
ATMに表示されたQRコードを各行のスマホアプリで読み取り、ATMでキャッシュカードの暗証番号などを入力することで、手元に通帳やキャッシュカードがなくてもスマホだけで簡単に現金の入出金ができるサービス。セブン銀行ATMと同行ATMを通じた同サービスの展開は全国初の取り組み。来年1月からはセブン銀行のATM約2万7千台、4月からは傘下3行のATM約2千台でも同様のサービスを提供する。同社では「日常利用や旅行・出張先などさまざまなシーンでアプリを利用した現金の入出金取引が可能となり、グループ3行のお客さまがご利用可能な全ATMの現金入出金取引のうち、9割超がカバーされる」と話している。