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産学連携で新パッケージ開発 ビーエイトシー


週刊経済2024年10月9日発行号

名称は「たんパケ」

障害者雇用促進事業の㈱ビーエイトシー(福岡市博多区博多駅前2丁目、島野廣紀社長)は9月6日、産学連携でアルミホイル不使用の包み焼きパッケージを使った新商品を発売した。
名称は「たんパケ」。九州産業大学造形短期大学部の学生らとの産学連携プロジェクトで開発したもの。クッキングシートで1枚ものの調理皿は、出荷時に金属探知機を通すことができ、また、同社で働く障害者スタッフにも組み立てやすいのが特徴。パッケージの構造は特許出願中。商品は、秋鮭60グラムとエビ、イカ、ホタテなどのシーフード25グラム入りで440円(税込)。秋鮭80グラムとシーフード25グラムで518円(税込)。
同社では「販売先は現在企業や自衛隊だが、時機を見て一般家庭向けにも拡大していきたい」と話す。
同社は2023年10月設立。資本金500万円。従業員数は58人。