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前年同月比6・4%増の181億1486万円 福岡市内4百貨店の8月売上高


週刊経済2024年10月9日発行号

35カ月連続のプラス

福岡市内4百貨店の8月売上高は、前年同月比6・4%増の181億1486万円で35カ月連続のプラスとなった。
日本百貨店協会が9月25日に発表した「百貨店売上高」概況によると、商品別では身のまわり品が62億6970万円(17・7%増)、雑貨が46億5026万円(5・7%増)、食料品が31億6227万円(1・9%増)、衣料品が30億5295万円(増減なし)、家庭用品が2億9286万円(23・6%減)、食堂・喫茶が2億237万円(7・3%減)。台風10号の影響で福岡市内4百貨店は2日間の臨時休業となったが、インバウンドやラグジュアリー消費が寄与し、前年同月比はプラスを維持した。
また、福岡を除く九州・沖縄の百貨店(12店舗)では1・8%減の140億5093万円で2カ月連続のマイナスとなった。商品別では食料品が44億6248万円(4・7%減)、衣料品が32億4286万円(5・7%減)、雑貨が28億8462万円(7・0%増)、身のまわり品が18億7477万円(増減なし)、家庭用品が7億2615万円(5・9%減)、食堂・喫茶が5億2136万円(3・9%増)だった。
全国の売上高は3・9%増の4034億円と30カ月連続のプラスで、入店客数は1・8%増。猛暑の影響で盛夏アイテムが好調。衣料品や身の回り品など帰省や旅行ニーズによる関連商品も動いた。6月から始まった定額減税の消費への影響はなかった。

表はこちらから。