熊本県菊陽町で実証事業　チャリチャリ

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週刊経済2024年10月2日発行号

１０月１日スタート

シェアサイクルサービスを展開するチャリチャリ㈱（福岡市中央区長浜１丁目、家本賢太郎社長）は１０月１日から、熊本県菊陽町で実証事業を開始する。熊本県内では２０２２年４月からサービスを提供している熊本市に次いで２例目、九州域内では佐賀市に次ぐ６都市目となる。
身近な交通手段として自転車を共有することで、町民や企業の従業員、来町者らの利便性向上を図り、日常の移動や施設への周遊活性化を目指すもの。
実証に先立ち９月２１日には「えがお健康スタジアム」で開催されたスポーツ大会に合わせて、自転車２５台をＪＲ光の森駅前、ＪＲ三里木駅南側、パークドーム熊本駐輪場の３カ所に臨時設置した。今後の具体的な投入車両台数、ポート数などは臨時導入の利用状況も踏まえて調整する。
同社は「菊陽町と当社が協働することで、町の持続的な発展に貢献していきたい」と話している。