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売上高は11・4%減の18億3千万円 C&Gシステムズ中間期
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週刊経済2024年10月2日発行号
主力製品の販売低調で減収減益
金型製造業向けCAD、CAMシステム開発などの㈱C&Gシステムズ(北九州市八幡西区引野1丁目、塩田聖一社長)の2024年12月期中間期決算は、売上高が前年同期比11・4%減の18億3000万円、経常利益が同62・0%減の8600万円で減収減益だった。
主力のCAD/CAMシステムなどの事業で、展示会出展による販売促進を図るも取引先である自動車向け金型、部品製造業者の生産減により設備投資が抑制され、金型設計システム販売の低調だったことで減収、減益につながった。営業利益は前年同期比69・1%減の5400万円、上半期純利益は70・9%減の3900万円だった。
通期予想に変更はなく、自動車関連市場、半導体市場の拡大で金型設計システムの需要増を見込んでおり、売上高は前期比6・4%増の40億7000万円、経常利益は同2・27倍の3億4100万円を予想している。
同社は2007年2月設立。資本金5億円。従業員数250人(23年12月)。23年12月期売上高は38億2600万円。