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小倉駅で韓国発祥の「ぼーっとする大会」 千葉のVIS
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週刊経済2024年9月25日発行号
県内外から28人参加
イベントプロデュースなどの㈱VIS(千葉県山武市、古井敬人CEO)は9月14日、JR小倉駅で韓国発祥の「ぼーっとする大会」地方予選を開催した。
2014年に韓国で始まった同大会は競技時間中に眠ったり、時計やスマートフォンを見ず、ぼーっとする姿の美しさなどを競うもの。これまで台湾や香港、オランダなど世界6カ国で開催され、日本では昨年、東京で初の大会が開かれた。今年からは8月に開催したオンライン大会を皮切りに、福岡、大阪の2都市で地方予選を企画。大会当日は東京大会への出場権をかけて、県内外から28人、19組が参加。武内和久北九州市長やお笑い芸人のしゃかりきさんらが競技を体験し、会場を盛り上げた。
順位は観客による投票の「芸術点」と、安定した心拍数を保つ「技術点」の2つの審査基準から決定。結果は春日市から参加した門田里美さんが優勝した。門田さんは「緊張したが、自分のペースでぼーっとできた。せっかくなので東京でも優勝を狙いたい」とコメントした。
北九州に大会を誘致した北九州市立大学3年の末廣和音福岡大会実行委員長は「忙しい現代人に心の余白の大切さを伝えたい」と話した。