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前期の大型不動産売却の反動で減収減益 コーセーアールイー中間期


週刊経済2024年9月25日発行号

売上高は35億1234万円

マンション開発、販売の㈱コーセーアールイー(福岡市中央区赤坂1丁目、諸藤敏一社長)の2025年1月中間期連結決算は、売上高が前年同期比50・7%減の35億1234万円、経常利益が84・2%減の2億4655万円で、減収減益だった。
ファミリーマンション販売事業は売上高が41・8%増の15億6416万円、セグメント利益が8612万円(前期は3842万円の赤字)の黒字化と好調だったものの、前年同期に福岡市博多区の投資用マンション1棟247戸を一括販売した反動で売上高、利益ともに減少した。営業利益は88・6%減の1億6364万円、当期純利益は83・6%減の1億7444万円。
そのほかの事業は、不動産賃貸管理事業は、管理戸数が前期比195戸減の3540戸となり、売上高が6・3%減の1億6903万円、セグメント利益が35・3%減の2961万円。ビルメンテナンス事業は、売上高が16・4%増の1億7846万円、セグメント利益が41・8%増の3140万円。不動産売買仲介業などそのほかの事業は、販売用地を売却したことで売上高が19・6倍の4億7210万円、セグメント利益が26・8倍の1億8260万円だった。
通期連結は期首の計画通り、売上高が9・5%減の92億円、経常利益が77・4%減の4億1300万円の減収減益を見込んでいる。